範囲選択をした要素データのうち文字データを対象とし、文字データの基点を変更する外部変形アプリケーションです。
あくまでも、文字要素にとっての基点反転です。Jw_cadで反転移動/複写を行った後の見た目の状態の反転ではありません。文字の傾き、及び、文字の傾き角度補正の有無によって基点反転する状態は異なってきますので注意して下さい。特殊文字、制御文字、埋込文字等には未対応ですので注意して下さい。
○左右反転
文字の基点を下記のように変更します。
左下←→右下
左中←→右中
左上←→右上
○上下反転
文字の基点を下記のように変更します。
左下←→左上
中下←→中上
右下←→右上
○上下左右反転
文字の基点を下記のように変更します。
左下←→右上
中下←→中上
右下←→左上
左中←→右中
全レイヤグループを対象としています。選択したくないレイヤ・レイヤグループは、表示のみ/非表示にしてください。
例えば、90°傾いた文字データを Jw_cad で左右反転した場合は、見た目は「左右反転」の状態ですが文字データにとっては「上下反転」となりますので、左右反転ではなく、上下反転を行う必要があります。そのため文字を一括変換しようとすると、文字の角度がそれぞれ異なる場合、思ったように基点変換されなくなってしまいますので御注意下さい。
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。また、選択した要素データの曲線属性・寸法グループ化は解除されますので御注意下さい。 |