既に作図されている線分を指示し、それに対して2線の作図を行う外部変形アプリケーション・プログラムです。
設定内容は45セットまで行う事が出来ます。設定内容は、フォルダ・ファイル選択画面はなく、入力した内容がそのまま保存・呼び出しされます。(※キャンセル、右上[×]ボタンを押した場合は保存されませんので御注意下さい。)
設定画面にて、間隔値(指定した基準線からの距離;0値は基準線、+値は基準線の上方向、−値は基準線の下方向。上方向は基準線の上側・左側をさします)、留線付きかどうか、間隔値が実寸か図寸か(図寸の場合にチェック)、線色、線種、線幅、を指示します。最初に必ず1度は実行して下さい。
また、2線のなす長方形内をソリッド図形で塗り潰せる機能を付けています。始点・終点で他図形を指示し伸縮したり、基準線が折り曲がるような機能はありません。
現在のレイヤグループ(書込みレイヤグループ)、現在のレイヤ(書込みレイヤ)で作図されます。
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。 |
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストして頂いた場合、それらは作図されなくなります。 |
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p139_2線二世.bat」実行
[基準線指定]をクリック(又は作図画面で(L)クリック、又は(1)キー)を行う場合:既に作図されている線分図形を指定し、始点・終点指示を行って作図します。
[前回基準線]をクリック(又は作図画面で(R)クリック、又は(2)キー)を行う場合:前回指定した基準線をもとに、始点・終点指示を行って作図します。直前に必ず「基準線指定」を行った後に利用して下さい。
[設定]をクリック(又は作図画面で(3)キー)を行う場合:作図する線の設定画面が表示されます。
最大45項目まで設定する事が出来ます。
コメント欄には、どういう状況で利用する等をメモしておくと
後々利用しやすいかもしれません。
間隔1・間隔2には、基準線からの距離(長さ)を入力します。
□留線にチェックを入れると始終点の端に縦線を作図します。
留線出は、留線時の始点終点の突出長さを指示します。
□ソリッド図形作図にチェックを入れると、2線による長方形
内をソリッド図形により塗り潰します。
間隔値・留線出は実寸mm値での指定です。図寸mm値の場合には
□図寸指定場合のチェックを入れます。
1)[基準線指定]をクリックします。
2)基準線を指示します。
3)始点を指示します。
4)終点を指示します。
5)作図完了です。
設定と選択した図形状態によって作図が乱れる場合がありますので注意して下さい。同じ間隔値の項目を複数指定すると重複線になってしまいますので注意して下さい。 |