【Pcata】 トップページへ戻ります
p115_破線な曲線

≪ダウンロード≫
FileSize: 250KB
Ver.6.21a現在の Jw_cad では、ベジェ曲線やスプライン曲線は、短い線分の集まりとして表現されますが、綺麗に描かせようとすると分割数を多めにして作図を行いますが、実線以外の点線・破線などでは、綺麗に表示出来ない場合があります。
この外部変形アプリケーションは、独自の線種ピッチを登録・指定して、そのピッチとなる実線の集まりを作図する事により、点線・破線などの曲線でも綺麗に表示させようというソフトウェアです。
 
曲線の検索開始点・範囲選択をおこない、曲線を検索後、指定した線種ピッチ間隔による短い線分(実線)及び実点の集まりに変更します(円弧・楕円弧にはなりません)。そのため要素データ数が多くなると思われますので御注意下さい。
 
曲線の検索では、同一のレイヤグループ(現在のレイヤグループ)・レイヤ・線色・線種であり、端点同士が同一として接続されている連続の線分・円弧を対象としています。途中で枝分かれしている場合には最初に検索したほうへ進みます。
 
ピッチ間隔はあまり大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いと思われる数値を入力して下さい。長さ表示やピッチ間隔は図寸mmとなっています。変換後、見た目1本の線のように見えても実際には複数の線になる場合があります。
 
現在の(書込み)レイヤグループ・レイヤ・線色・線幅、又は、選択した曲線(第1データ要素)のレイヤ・線色・線幅で作図を行います。曲線属性は連続線とならないため付加されません。
 
曲線検索しなかった要素データに対しては変更処理を行いません。但し、標準幅の要素データ(個別に線幅指示をしていない要素データ)には、その線色の線幅値に変更されてしまいますので御注意下さい(※Jw_cad での外部変形仕様のため)。変更されて欲しくない場合は、範囲選択させないようにして下さい。
 
 
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。また、選択した要素データの曲線属性・寸法グループ化は解除されますので御注意下さい。
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストして頂いた場合、それらは作図されなくなります。
 
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p115_破線な曲線.bat」実行
 
予めスプライン曲線を作図しておきます。

 
曲線の開始点を指示
確実に検索させるため曲線の開始位置で右クリックして下さい。

 
範囲始点を指示
曲線を右クリックでもOKかと思われます。

 
範囲終点を指示
曲線を囲って下さい。

 
[選択確定]をクリックすると
外部変形の画面表示

     曲線の長さを図寸mmで表示します。
     現在のレイヤ・線色・線幅で作図するか、又は、
     選択要素(指示した曲線)のレイヤ・線色・線幅で
     作図するかを選んで下さい。
     線種の種類は合計20個まで登録出来ます。
     ピッチの数を{2,4,6,8}の中から選び、
     実線部の長さ、空白部の長さ・・・を
     図寸mmで入力して下さい。
     実線部の長さに「0」を入れると実点での作図となります。
     空白部の長さに「0」を入れる事は出来ません。
     一番最後のコメント欄には自分で分かりやすい名前などを
     入力しておくと良いと思います。
     使用する線種パターンにチェックを入れて下さい。
     [OK]をクリックすると作図を行います。
     
     「□両端補正を行う」にチェックを入れていない場合は
     曲線の最終点座標に点や線が作図されない場合があります。
     チェックを入れた場合はピッチ開始位置をずらして
     曲線の両端に点や線が作図されるように補正されます。
 
完了

 
下記のように指定すると・・・




拡大します