範囲選択をした要素データのうち、文字データ及び寸法図形データの文字(寸法値)に対して、寸法単位の変換を行う外部変形アプリケーションです。
間違って普通の文字データを選択した場合、その文字の先頭が数値である場合には、それを変換対象とされますが、先頭が数値ではない場合には変換対象とはされません。が、なるべく変換対象外の文字は範囲選択に含めないようにして下さい。角度値や重さの値など、及び、変換したくない数値は範囲選択に含めないよう注意して下さい。
数値に単位が付いていない場合には、「mm」であるとして変換を行います。単位変換により桁数オーバーを起こした場合には変換対象外となります。
寸法値は、実際の寸法/距離・長さを丸めて表記されている場合がありますが、本ソフトでは、実際の寸法を計測している訳ではなく、あくまでも寸法値の文字内容を変換していますので、これにより誤差が含まれる場合があります。それ以外にも単位換算等で誤差が入る場合がありますので注意して下さい。
どのように変換されるのかは直前にテストを行って確認しておいて下さい。
寸法図形の値を変換したあと、その寸法図形を移動・複写・パラメトリック変形等を行うと元の表記に戻る場合があります。
本ソフトで変換を行う事によって、文字長さが変わり、文字位置がずれる場合があります。寸法図形の寸法値の文字の基準点は左下合わせとなっていますので注意して下さい。
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。また、選択した要素データの曲線属性・寸法グループ化は解除されますので御注意下さい。 |
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストして頂いた場合、それらは作図されなくなります。 |
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p103_寸法値単位変換.bat」実行
実行サンプルは、Jw_cad 標準の「Aマンション平面例.jww」を利用しています。
範囲始点を指示
範囲終点を指示
文字を含める場合は、マウス右クリックして下さい。
[選択確定]をクリック
外部変形の画面表示
文字データ・寸法図形データ共に「変換しない」にしている
場合は[OK]クリックは出来ません。
完了
拡大表示して確認
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