図面上のある位置を任意座標位置になるよう、図面を移動する外部変形アプリケーション。2点指定を行う場合は、拡大縮小・回転も同時に行う。現在の書込みレイヤグループ内の全要素データを対象とする(※バッチファイルを変更することで全レイヤグループを対象とする事も可能:表示のみレイヤグループ、非表示レイヤグループは対象とならない)
但し、ブロック図形は対象としない(移動・拡大縮小・回転しない)。これは外部変形でブロック図形の拡大縮小・回転処理を行う事が出来ないため。また、仮点は点に変換されるので注意。回転処理によって座標値等の誤差が入る可能性があるので注意。
寸法図形の寸法値は寸法設定に整合しなくなるため、寸法設定の「□寸法図形を複写・パラメトリック変形等で現寸法設定に変更」にチェックをした上で、移動コマンドで同じ位置に移動する操作を行う事。なお、寸法図形ではない寸法線の寸法値は変化しないので注意。
操作手順:
例:Jw_cad 標準添付の「Aマンション平面例.jww」
分かりやすくするため別レイヤグループに補助線色で
用紙枠線・対角線を作図
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p067_点指示して図面移動」実行
[原点中央1点]をクリック(又は作図画面で(L)クリック、又は(1)キー)を行う場合:
1点を指示し、原点(0,0)を用紙中央とした場合の
座標X値Y値を入力して、図面全体がそうなるように移動する。
[原点左下1点]をクリック(又は作図画面で(R)クリック、又は(2)キー)を行う場合:
1点を指示し、原点(0,0)を用紙左下とした場合の
座標X値Y値を入力して、図面全体がそうなるように移動する。
[原点中央2点]をクリック(又は(3)キー)を行う場合:
2点を指示し、原点(0,0)を用紙中央とした場合の
座標X値Y値を入力して、図面全体がそうなるように
移動・拡大縮小・回転する。
文字、点マーカの大きさも拡大縮小される。
文字は任意サイズとなる。
[原点左下2点]をクリック(又は(4)キー)を行う場合:
2点を指示し、原点(0,0)を用紙左下とした場合の
座標X値Y値を入力して、図面全体がそうなるように
移動・拡大縮小・回転する。
文字、点マーカの大きさも拡大縮小される。
文字は任意サイズとなる。
[原点中央1点]を行った場合:
基準点指示:一番下の文字左下点を読み取り
基準点のX座標入力:
基準点のY座標入力:
処理完了
測定→[座標測定]にて確認
[原点中央2点]を行った場合:
第1点指示:
第2点指示:
第1点のX座標入力:「0」と入力
第1点のY座標入力:「0」と入力
第2点のX座標入力:「1000」と入力
第2点のY座標入力:「1000」と入力
処理完了
測定→[座標測定]にて確認
|