円・円弧・楕円・楕円弧を指定し、その複線(オフセット線)を作図する外部変形アプリケーションです。現在のレイヤグループ・レイヤ・線色・線種・線幅にて作図を行います。
Jw_cad の標準機能として複線コマンドがありますが、楕円・楕円弧の複線は楕円・楕円弧となります。本アプリケーションでも「楕円弧を線分化」を行わない設定では同様となりますが、これを行う設定の場合、楕円・楕円弧を線分化した状態(多角形状態)に対する複線処理を行い、作図結果は短い線分の集合となります(※曲線属性は付加していません)。分割数を多くすればする程、誤差は減りますが線数が増え、処理速度も遅くなります(多くし過ぎてフリーズした?と思った場合には[Esc]キーを押して中断して下さい)。なお、指定によっては作図が乱れる場合がありますので御注意下さい。
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p062_円楕円の複線を作図.bat」実行
[1円指定][複数円指定][範囲選択]のうちから選択して下さい。
[1円指定]は1つの円弧要素の指定となります。
[複数円指定]は最大99個までの円弧要素の指定となります。
[範囲選択]は円弧要素を囲って指定します。
例:範囲選択
外部変形アプリケーション画面が表示されます。
複線間隔を実寸mm値で入力し、左側にあるスイッチを押します。
複線間隔は20種類設定出来るようにしてあります。
円の外側に作図させる場合には、正の値
円の内側に作図させる場合には、負の値(マイナス値)で
入力して下さい。
[OK]をクリックすると作図を行います。
「□円弧を全円化」にチェックを入れた場合には、
円弧は円、楕円弧は楕円として作図されます。
↓
「□補助線色で作図」にチェックを入れた場合
↓
「□楕円弧を線分化」にチェックを入れ、分割数を入力します。
↓
緑色が作図した線で、
補助線色(ピンク色)の点線が、「□楕円弧を線分化」にチェック
を入れていない状態で作図した楕円の線です。 |