線の太さ(線幅)をmmで指定するには?

以下の設定を行うと、メニュー『設定』≫『基本設定』≫「色・画面」でのプリンタ出力要素の線幅指示をドットからmmで設定できるようになります。但し、線種のピッチが思ったように表現されない様子です。実際に印刷をしてみて、良い具合の数値を設定するようにして下さい。
 

「Jw_win.jwf」が無い場合

「Jw_win.jwf」はあるが一時的に設定する場合

①メニュー『設定』≫『基本設定』
②「色・画面」タブをクリックします。
画面下にある
「□実点を指定半径(mm)でプリンタ出力」
「□線幅を1/100mm単位とする」
のチェックを入れます。
これで印刷時の線幅(プリンタ出力要素の線幅)をmm単位(100倍値)で設定する事が出来ます。この設定をしない場合はプリンタードット数指定となります。
「□実点を指定半径で画面に描画(最大100ドット)」
「□線幅を表示倍率に比例して描画」
のチェックを入れると画面表示を印刷時のイメージで表示する事が出来ます。
 
③プリンタ出力要素の線幅の数値が変わります。この線幅値を100で割った太さ(線幅)で作図されます。例えば、線幅に「10」と入力していると、その印刷される線は、10/100=0.1mmの太さになります。同様に、線幅に「35」と入力すれば、35/100=0.35mmの太さになります。

「Jw_win.jwf」にて設定する場合

メモ帳やスクリーンエディタ等でJWWフォルダの「Jw_win.jwf」を開いて下さい。
「S_COMM_2」で検索します。②番目『線描画の最大幅を設定(1~100ドット)』の項目を「-100」にして下さい。
S_COMM_2 = 0 100 0 0 0 0 1 0 0
S_COMM_2 = 0 -100 0 0 0 0 1 0 0
「S_COMM_5」で検索します。⑧実点のプリンタ出力(0:通常描画)(1:指定半径で書く)』の「0」を「1」にして下さい。
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 1 0 0 0
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 1 0 1 0
「PCOLLOR」で検索し、④番目が上記の「線幅」に相当します。これらの数値を指定して下さい。
# 記述例
#         ① ② ③   ④  ⑤
#         赤 緑 青  線幅 実点半径
PCOLLOR_1 =  0 255 255  8  0.2
PCOLLOR_2 =  0  0  0  17  0.3
PCOLLOR_3 =  0 255  0  25  0.4
PCOLLOR_4 = 255 255  0  34  0.5
PCOLLOR_5 = 255  0 255  42  0.5
PCOLLOR_6 =  0  0 255  51  0.5
PCOLLOR_7 =  0 128 128  59  0.5
PCOLLOR_8 = 255  0  0  68  0.5
「Jw_win.jwf」を上書き保存・終了し、Jw_cadを起動して下さい。
 
 
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