貼り付けたはずの画像が表示されない
画像ファイル
Jw_cadでは、画像ファイルの貼り付けは図面内部データベースに画像データが登録されるのではなく、画像ファイルを参照するようになっています(※画像表示用の内部キャッシュメモリには入る様子です)。そのため、参照した画像ファイルのファイル名を変更したり、画像ファイルを別のディスク装置・別のフォルダへ移動してしまったり、画像ファイルを消してしまったりすると、画像ファイルは表示されなくなります。
画像同梱を行った場合は、自動保存フォルダ(設定していない場合はJWWフォルダ)内に隠し属性の一時フォルダを作成し、その中に画像ファイルが入ります。ですのでこの中の画像ファイルのファイル名を変更したり、別のディスク装置・別のフォルダへ移動してしまったり、消してしまったりすると、画像ファイルは表示されなくなると共に、誤動作の原因となります。
画像参照文字列内容
画像の貼り付けは、文字データでの画像参照文字列で実現されます。
ですのでこの文字列内容で間違った変更を行うと、その画像は表示されなくなります。画像同梱参照文字列の場合は、誤動作の原因ともなります。
Susieプラグイン
図面ファイル・画像ファイルを別のパソコンに移動した場合・相手先に渡した場合、BMP形式以外の場合には、相手側のパソコンにも該当する「Susieプラグイン」を導入してある必要がありますので注意して下さい。
※画像同梱を行った場合は、BMP形式以外のファイルは BMP形式に変換されますので、相手先に「Susieプラグイン」が無くても画像は表示されます。
画像の縦横サイズと画像の数
画像の縦横サイズ・色数がかなり大きい場合、また、画像がたくさんある場合、画面表示や印刷が行われない場合があるようです。おそらくは Jw_cad画像表示用の内部キャッシュメモリオーバーだと推測されますが、具体的な数値や量については非公開のため不明です。
(※画面表示では見えていて印刷が行われない場合は、使用プリンター・プリンタードライバーでのメモリ不足が原因である場合もあります)
LAN上の画像
ネットワーク(LAN)上の共有先にある画像ファイルを参照している場合、ネットワークドライブの割り当てを行って、ネットワークドライブ経由で画像を貼り付ける必要があるとの事です。下記を参考にして下さい。
・LANで共有したファイルがJw_cadで見れない|標準のファイル選択画面で見る方法