Jw_cadが強制終了されてしまう

・Jw_cad が不調な場合、Jw_cad をアンインストールし、当方のソフト「JwwInit」を実行した後、Jw_cad 最新バージョンをインストールしてみて下さい。
Jw_cad設定初期化 JwwInit
(ZIP圧縮;211KB) 2023/03/24
Jw_cad レジストリ設定を初期化(削除)するツール。Jw_cad Ver.8.25a ではアンインストール・PC再起動してもレジストリ設定が初期化されないため作成しました。このツールを実行後、Jw_cad を起動すると、Jw_cad 自身が初期設定を行います。レジストリ変更を行うので Vista以降では「管理者として実行」で実行する必要がある場合があります。
上記をダウンロード後、ZIP圧縮されていますので解凍(展開)を行う必要があります。

※この情報は古いものも含まれていますが記録として残しています

アプリケーションエラー

・Jw_cadを起動しようとすると、アプリケーションエラー画面が表示されて強制終了されます。
Jw_cadを起動しようとすると上記のようなエラーメッセージが表示されて起動出来ない場合があります。この場合は、
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ(x86)
をダウンロードし、ダウンロードされるファイル「vcredist_x86.exe」を実行して下さい。
[次へ]をクリック
「同意する」にチェックをして[インストール]をクリック
[完了]をクリック
 
・Jw_cadを起動しようとすると、アプリケーションエラー画面が表示されて強制終了されます。
古いバージョンのJw_cadと新しいバージョンのJw_cadが複数インストールされていて、古いバージョンを動かそうとした場合に表示される事があります。Jw_cad同梱のファイル「旧バージョンが起動しないとき.bat」を動かす事によって古いバージョンを起動する事は可能ですが、Jw_cadは複数バージョン複数インストールを推奨されていませんので、御注意下さい。
 
Jw_cadを一旦アンインストールし、複数のJw_cadが入っている場合にはそれらを削除し、再度、最新のJw_cadをインストールして下さい。
 
※それでもなお、このエラーが発生する場合、WindowsXp等のOSを利用している場合には、Windowsの「システムの復元」をして以前の状態に戻し、復旧することに成功した、という報告もありますので試してみる価値はあるかもしれません。
 

ブロック図形における問題

◆以下のような操作をすると強制終了しますので要注意です

◆設定した「自動保存のフォルダー指定」のフォルダが存在しない場合
 環境設定ファイル「Jw_win.jwf」を作成し、「AutoSaveDir=~~」で設定したフォルダが存在しない場合、ファイルを開く/保存の際の「ファイル選択」画面での画像一覧表示(リスト表示ではない状態)でブロック図形のある図面データがあるフォルダを指定すると、強制終了されます。
◆設定した「自動保存のフォルダー指定」のフォルダにセキュリティで変更・書き込みが禁止となっている場合
 環境設定ファイル「Jw_win.jwf」を作成し、「AutoSaveDir=~~」で設定したフォルダが、存在はしているが、セキュリティ設定で変更・書き込みが出来ない状態の場合、ファイルを開く/保存の際の「ファイル選択」画面での画像一覧表示(リスト表示ではない状態)でブロック図形のある図面データがあるフォルダを指定すると、上記と同様、強制終了されます。
 

画像同梱における問題

◆以下のような操作をすると強制終了しますので要注意です

・第1条件として、画像同梱を行った図面データを作成・保存したものとします。
 今回の場合は標準添付の「木造平面例.jww」に画像「test.bmp」を貼り付け、画像同梱を行い、上書き保存を行っています。
◆設定した「自動保存のフォルダー指定」のフォルダが存在しない場合
 環境設定ファイル「Jw_win.jwf」を作成し、「AutoSaveDir=~~」で設定したフォルダが存在しない場合、ファイルを開く/保存の際の「ファイル選択」画面での画像一覧表示(リスト表示ではない状態)で画像同梱した図面データがあるフォルダを指定すると、エラー表示のあと、強制終了されます。
(※最新バージョンではエラー表示せず強制終了されます)
◆設定した「自動保存のフォルダー指定」のフォルダにセキュリティで変更・書き込みが禁止となっている場合
 環境設定ファイル「Jw_win.jwf」を作成し、「AutoSaveDir=~~」で設定したフォルダが、存在はしているが、セキュリティ設定で変更・書き込みが出来ない状態の場合、ファイルを開く/保存の際の「ファイル選択」画面での画像一覧表示(リスト表示ではない状態)で画像同梱した図面データがあるフォルダを指定すると、上記と同様、エラー表示のあと、強制終了されます。
(※最新バージョンではエラー表示せず強制終了されます)
 
WindowsVista~では、ルート「C:¥」、プログラムフォルダ「C:¥Program Files」「C:¥Program Files (x86)」(※64bit版Windows) 「C:¥Windows」「C:¥Users」はセキュリティが強制的に掛かっていますので指定してはいけません。
Jw_cadをフォルダ「C:¥Program Files」「C:¥Program Files (x86)」等の中にインストールしてもいけません。Jw_cadを一旦アンインストールし、再起動し、標準の「C:¥JWW」に再度インストールしなおして下さい。
 
◆図面を開き、自動保存フォルダ内にある画像ファイルを削除し、上書き保存を行って、ファイルを開く/保存を行った場合(~Ver.8.23)
 自動保存フォルダの中に一時的フォルダが作成され、同梱された画像ファイルが格納されます。自動保存フォルダを指定していない場合は、JWWインストールフォルダ(通常「C:¥JWW」)の中に一時的フォルダが作成されます。
 図面を開くと、同梱された画像ファイルが一時的フォルダ内に展開保存されますが、これを削除して上書き保存を行うと、「画像データがありません」と一瞬表示されます。
こうして作成された図面データは、「予期しないファイル形式」となってしまい、Jw_cadで開ける事は出来ません。この後、ファイルを開く/保存の際の「ファイル選択」画面での画像一覧表示(リスト表示ではない状態)で「予期しないファイル形式」の図面データがあるフォルダを指定すると、上記と同様、エラー表示のあと、強制終了されます。
 
◆図面を開き、画像ファイルを貼り付けたのに画像ファイルが存在しない場合(画像が点線&文字表示の場合)に画像同梱を行った場合(~Ver.8.23)
例えばメール等で図面データが送られてきて、画像があるはずなのに貼り付いていない状態、という事はよく聞く話です。
こういった状態で、[画像同梱]を行うと・・・
エラーメッセージが表示され、強制終了されます。
 
◆画像同梱を行ったデータを図形登録し、Jw_cadを終了、後ほど、その図形を貼り付けて保存を行った場合
図形ファイルには、画像同梱データは含まれないため、画像同梱の文字だけが貼り付けられる状態となります。画像データは存在しません。ですので上記と同様となり、その保存した図面データも「予期しないファイル形式」となってしまいます。
 
◆画像同梱を行ったデータを開き、画像同梱の文字を含めた部分を[切取]又は[コピー]、Jw_cadを終了、後ほど、[貼付]を行って保存を行った場合
クリップボードデータには、図形ファイル同様、画像同梱データは含まれないため、画像同梱の文字だけが貼り付けられる状態となります。画像データは存在しません。ですので上記と同様となり、その保存した図面データも「予期しないファイル形式」となってしまいます。
 
◆画像同梱を行った図面データを、JWC/DXF/SXF(SFC,P21)形式として保存、Jw_cadを終了、後ほどJw_cadを起動し、それらファイルを開き、保存を行った場合
JWC/DXF/SXF(SFC,P21)形式データにも、図形ファイルやクリップボードデータと同様、画像同梱データは含まれないため、画像同梱の文字だけが読み書きされる状態となります。画像データは存在しません。ですので上記と同様となり、その保存した図面データも「予期しないファイル形式」となってしまいます。
 
◆作成してしまった「予期しないファイル形式」の図面データがあるフォルダを、ファイルを開く/保存で参照した場合(~Ver.8.23)
ファイルを開く/保存の際の「ファイル選択」画面での画像一覧表示(リスト表示ではない状態)で「予期しないファイル形式」の図面データがあるフォルダを指定すると、エラー表示のあと、強制終了されます。
 

各コマンド実行時

◆矩形コマンドでソリッド図形作図時(Ver.8.25a)
①矩形コマンドで「□ソリッド」にチェックを入れて作図
(多角形コマンド≫[任意]でも同様です)
②編集≫戻る(アンドゥ)を行い、矩形を作図
③矩形コマンドや多角形コマンドでソリッド図形を作図しようとすると強制終了されます。メッセージは何もなく突然Jw_cadは終了されますので御注意下さい。
 
◆Ver.7.00β~7.02では、重複線のある図形を「範囲選択」~「複線」すると強制終了する場合がありますので要注意です(※Ver.7.03で修正されています)
・両端点が一致する二重の重複線で、最初の方の線の始点に 他の線分の端点がつながっていない図を範囲選択し、そのまま複線コマンドを実行して仮表示色の複線予定線が描画されようとした際に、強制終了されてしまいます。Ver.6.21a等でも状況によっては同様に強制終了される場合はあるようですが頻度は少ないようです。
(※三重・四重…の重複線の場合は強制終了されません。また、最初の方の線の始点から他の線分につながっているような場合にも強制終了されません。)
 こういった場合には、範囲選択を行い、メニュー「編集≫データ整理」を行い[重複整理]を実行すれば回避する事が出来ます。


マウスを線の上側に移動すると強制終了
他に図形があっても離れた状態で二重の重複線があると強制終了になります
重複線の最初の方の線の始点から他の線へ延びている場合にはセーフですが、終点から他の線へ延びている場合には強制終了。どちらの端点が始点なのか終点なのかは一概に分からないので、どうなるかは?
最初の方の線の始点側だとしても端点同士でつながっておらず、T字状態や十字状態になっている場合には強制終了となりますので要注意

新しいMS-IME

Windows11にて Jw_cad 及び各種ツールを利用している場合、エラー画面が表示されて終了される場合があります。Windowsの設定で[以前のバージョンの Microsoft IME を使う]をオンにする事で解消する場合があります。
 
 
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